ムビナナからの新規マネージャーと『Pieces of The World』の話

前置き

6月半ば、知人の先輩マネージャーと一緒に
劇場盤アイドリッシュセブン LIVE 4bit『BEYOND THE PERiOD』を見に行った。

とても、とても衝撃的だった。映画を見た時の気持ちはもちろん、映画館に向かうまでの道中とか、見終わった後ご飯を食べながらお話したこととか、その日のことをまるごと全部忘れないと思う。それくらい、衝撃的な体験だった。
その時先輩から、「この16人でステージに立つまでに色々あった」「『Pieces of The World』はこれまでの物語を知っているとおもしろい」という話を聞き。次の日にアプリをインストールした。
余談だけれど、先輩は私がネタバレが好きではないと知っているので、ありとあらゆることを言わないで私の初見時のムビナナ感想を聞いてくれた。優しい。そのおかげで私は陸さんと天さんが双子であることすら知らないままメインストーリーを読むことができた。本当にありがとうございます…。

まあそんな過程を踏んでムビナナからアイドリッシュセブンに飛び込んだオタクなんですけれど、結局あれよあれよという間にアイドリッシュセブンにはまり、なんだかんだ30回以上ムビナナも見ました。だって何回見ても面白いんだもん………。
そしてアイドリッシュセブンのストーリーを読み進める度に、どんどんと発見と感動が増えていく過程が、本当に本当に楽しかった。
特に『Pieces of The World』に関してはストーリーを進める度にとんでもなく情報量が増えていって、前回見たときは並んでいるだけにしか見えなかった2人の組み合わせに感動するようになり……とにかく、毎回見てて楽しくて楽しくて仕方なかった。

前置きがとても長くなってしまったけれど、要するに、初見から千秋楽に渡って『Pieces of The World』に感動させられ続けたオタクの体験談です。
抜けとか解釈違うよ〜みたいなところあるかもしれませんが、あくまで一新規の体験談ということでご容赦ください。

ムビナナをどのタイミングで見たか

ざっくりと、
初見→映画→1部→映画→2~4部(桜春樹さんが亡くなる前)→映画→4~6部→映画→劇中劇(メカララ~ダンマカ)→千秋楽
という流れで見ました。
余談だけど、4部、めちゃくちゃ続きが気になるところで映画の時間になってしまい、そしてIDOLiSH7が7人でステージに立っていることにめちゃくちゃに感動し、大号泣した思い出。

本題

とりあえず初見時の感想はこんな感じ。見終わった後メモ帳にまとめてあったやつを掘り返してきた。

我ながら語彙力なくて笑う。(あとなぜか天さんのことフルネーム呼び捨てで笑っちゃった)

でもまあ当時は本当に、アイドルの名前すら全員分覚えていなかったくらいなので。本当に衝撃的だったという印象が強い。

 

初見時から今までの感じ方

深層のマグマが(一織さん、三月さん)

※ここのIDOLiSH7の歌い分け、自力では聞き取れてなくて、メインストーリー完走後に先輩マネージャー様からの情報で知りました。なので6部後の感想。

和泉兄弟…………(大号泣)
全マネージャー様がきっとそうだったように、もれなく5部の和泉兄弟に泣かされているので……ここを見る度にそのことを思い出してはぐっときている。
あと2人ともめちゃくちゃに熱い男だということを知ってしまったので、“マグマ”という歌詞がこの2人なのがとても好き!
というか最初の歌割りがIDOLiSH7なのは新ブラホワ優勝だったりコンテンツ名を背負うグループとして割と自然な流れだとして。その中でもこの2人が16人曲の歌い出しを担当するのってめちゃくちゃすごいことじゃない……?ありがとう、大好きだ.........。

鼓動をはじめた日の(大和さん、ナギさん)

リーダーの大和さんと、IDOLiSH7の精神的支柱みたいなナギさん。心臓みたいな2人が“鼓動”って歌うのとても好き。

雨粒が海になった日の(環さん、壮五さん)

MEZZO"……!!!
初見時に気になったのが環さんと壮五さんで、2人がユニットを組んでいる、ということは知っていたんだけど。6部まで読んで、想像を遥かに超える関係の深さと丁寧な描かれ方で驚いた。
『TOMORROW EViDENCE』で“雨降られ“って歌ってた2人の雨が海に繋がるの、とても好き。

まばらな奇跡が 君のもとへと集ったら(陸さん)

陸さんがマネージャーをキミ呼びするのが大好きなので、ここでヴッてなる。あとこの曲に限らずだけど、6人から歌割りのバトンを手渡されて歌う時の陸さん、本当に良い。7人分のエネルギーと魂を込めて歌ってる感じ。

あとIDOLiSH7ってまさに奇跡がマネージャー(紡)の元に集まってできたグループだなって思ったから、この歌詞を陸さんが歌うのとても好き。

“今”(IDOLiSH7)

大好きだ………。7人が歌い繋いできた言葉が、ここに集まって爆発する感じ。たった2文字の歌詞なのに、一気に引き寄せられる。
あと私はIDOLiSH7の曲を聴いて、すごく“今を生きること”について考えさせられたし、今日を生きていく大切さを感じたから、そういう意味でもIDOLiSH7が“今”って歌うのがとても好き。

寂しい夜を 泳いでいた孤独たちも(ŹOOĻ)

メンバーの寂しさとか孤独が消化されていって、今のŹOOĻになっていったことを思い出す。

真昼の幸せを 一瞬を(TRIGGER)

夜でなくともとびきり幸せな夢を見せてくれるTRIGGERが“真昼の幸せを”って歌うのがとても好き。
夜⇔真昼、寂しい,孤独⇔幸せでŹOOĻの歌詞と対になってるのずるくないか?
夜でなくとも夢を見せてくれるTRIGGERが“真昼の幸せを”って歌うのがとても好き。
あとここで、ŹOOĻとTRIGGERが互い違いのフォーメーションになるの、メインストーリー読んだ後、感動どころの話じゃなかった。
4部で天さんがŹOOĻに対して『正直、今のボクたちは、キミたちのことを見ていない』って言っていたのが、こうして同じステージに立ってあまつさえ交互にフォーメーションを組んで歌ってるの、本当にすごいなと思う。ŹOOĻをアイドルとして認めていなければTRIGGERは絶対に共にステージには立たないだろうから、ŹOOĻがTRIGGERの視界に入って、認められるところまできたの、本当に良かったし、頑張ったねって……。そしてŹOOĻがしたことを許しはしないけれど、アイドルとしては認めるTRIGGER、本当にかっこいい。

みんな共にしてる 言葉はなくたって(Re:vale)

ŹOOĻ、TRIGGERが歌ってる後ろで待機してる姿からもう既にオーラがやばい。
実は唯一踏んでしまったネタバレが、『新ブラホワでIDOLiSH7が優勝する』ってことだったんだけど、それを知ってても負けるとは思えないくらいに新ブラホワのRe:valeはかっこよくて、すごくって、王者で…まさか敗北するなんて思ってなかったし、その後の百さんの涙でめちゃくちゃ泣いたよね。けれどおかりんが『王者だから、Re:valeだったわけじゃない。Re:valeだから、王者になれたんです』って言っていたのがめちゃくちゃ好きで、本当にその通りだなって思って。
冠がなくとも、Re:valeは最強で、めちゃくちゃにかっこいいってことを改めて実感させてくれる。そんなシーン。大好き。
“みんな共にしてる”でバクマジのインタビューでおかりん、宇都木さんに『(Re:valeとスタッフ、お客さんは)すごくチームワークがいい』『百くんが、Re:valeのライブのムードメーカー』と語られていた百さんのことを思い出して、
“言葉はなくたって”で百さんに『口で言わなくたっていい』『ユキの曲は、ユキよりお喋りだよ』と言われていた千さんのことを思い出す。

僕らはひとときに過ぎない存在 でも(全員)

“ひとときに過ぎない存在”って、地球規模で見た時に、っていうのもそうなんだけれど、一人の人間の人生にとってのアイドルという存在、っていうことでもあるのかなって。
アイドルが人生の中で大きな存在になる人もいるけれど、そうじゃない人たちもたくさんいるわけで。例えばたまたまテレビで見かけたとか、街中で流れている曲を耳にしたとか、そんな一瞬の存在だとしても、って意味合いも含まれてるのかなって感じた。

輝く星のように(Re:vale)

百さんの『体中に、精一杯、銀紙貼っ付けて、星のフリしてんだ。』を思い出す。

うねりは想像を超えて(TRIGGER)

うねりといえば海、ってことで龍之介さんのことを知ってからここで龍之介さんを思い出すようになった。初見後、TRIGGERのペンライトの色が珍しいと思ったって話をしたら『龍之介さんは海の男だから、メンバーカラーがオーシャンブルーなんだ』って話を聞いて。当時はそうなんだ、くらいだったけどいざストーリーを読んだら想像の5億倍くらい海の男でびっくりした。
あとここの壮五さんのウインク、めちゃくちゃに“アイドル”ですごい、好き。ファン全体に向けてのファンサも好きなんだけど、カメラに向かってがっつりファンサするのめちゃくちゃいい。ここでモニター見て悲鳴をあげるアイナナ世界のファンになりたいよ〜〜〜!!!

時代と思いを叫んでる(IDOLiSH7)

“時代”といえば『MONSTER GENERATiON』を思い出す。というか初めて『MONSTER GENERATiON』を聞いた時は、モンスターもジェネレーション(時代、世代)もこんなにもメインストーリーに深く関わってくる単語になるとは思ってもみなかった。

 

真っ暗な静寂が(陸さん、トウマさん)

初見時と1部だけ読んだ時は「なんか赤いな…」って思ってた。
3部で2人が出会った時はトウマさんつんつんしてるけど、陸さんを前にするといい人なのが隠しきれてないのがすごく好きだった。
3部で『俺はもう、2度と真剣に歌わない』って言ったトウマさんのことを陸さんがずっと気にしていて、4部で陸さんが『トウマさんに今、一緒に歌える人たちがいて、良かったです』っていうのがすごくよかった。
あと8周年特別ストーリーでまつ毛が目に入っちゃった陸さんの元に、当然のように助けにやってくるの笑っちゃった。これがナナセコム…
いつもほっこりした気持ちで見てたのに、ダンマカ読んだ後にこの2人が並んでるの見たら胸が苦しくなっちゃって笑ってしまった。この2人のクオンとコノエ、めちゃくちゃよかったな……。

あとここの陸さんのウインク、上映会で話題になるまでずっと気がついてなくて、私は今まで何を見てたんだ……???ってなった。この時点でたぶん20回は見てたと思うんだけど……。
ウインクの存在を知ってからは凝視してるんだけど、バチン!のタイミングが天才すぎていつも心臓ひゅってなる。これがアイドル七瀬陸さん……。

また明けていくように(三月さん、百さん)

ここだけカメラで抜かれてないの、本当になんで???って思ってたんだけど、2部でミスター下岡さんが三月さんに『君の価値は、君がいる時にはわからない。君がいなくなった時に、初めてわかるんだ。』って言葉を聞いて、司会者はスポットライトが当たらない、影で支える存在だからなのかなって思った。
2部で百さんが三月さんに番組回す役をやってみなよ!って任せてくれたり、5部でバクマジのメインMCが三月さんになった時に電話で話してたり、先輩と後輩って関係がすごく好きだった。

枯れた花が土に還るように(ナギさん、巳波さん)

ŹOOĻのアイドルたちの名前を知らなかったので初見時は「ナギさんと綺麗な人」だったのが、4部真っ只中で見た時に「ノースメイアと桜春樹さんの2人だ…!!」ってなった。
その後ストーリーを読み進めたら桜春樹さんが亡くなって、その後もう1回見て泣いた。“枯れた花”って、もうそういうことじゃん……って……。
続く歌詞が『大きな運命に抱きしめられているんだ』で、人が亡くなるのは自然の理ではあるけれどそれでも切ないなあって思う。
あとこの2人、桜春樹さんが亡くなったあと、互いに思い出話をしようって話をしてるのに、後々に解釈違い起こしてるのが好き。あと8周年特ストで巳波さんがナギさんの話しててキャー!!ってなった。オタクなので(?)

大きな運命に(壮五さん、虎於さん)

~4部まで読んで御曹司組と知りなるほどね!!となった。虎於さんを前にした壮五さん、知らない人だ……ってなった記憶。

抱きしめられているんだ(大和さん、千さん)

3部読んでからこの2人見て、叫びそうになった。メインストーリーの中でもすごく好きな関係性だったので………。
ところで歌割りもメンバーが考えたのかな?って思うと、この2人で歌うよってなった過程とご本人様の反応がとても気になってしまう。

灰の下の文明 どんな歌があった(龍之介さん、悠さん)

メインストーリーと特スト読んだから歌割りのことも分かるでしょ!って思ったら分からなくてあれ〜ってなった記憶がめちゃくちゃある。あと身長差20cmあるのいいなって思ってた。
千秋楽ウィーク中にダンスマカブル読んで、ようやく2人の(というか演じたキャラクターの)関係性が分かって、ドルビーで見てたのに叫びそうになった(必死で我慢した)。
この2人の関係性、めちゃくちゃ好きだった。

歌詞は、下のエンドでこれからの世界を築いていく2人ではあったけれど、それまでに潰えた文明がたくさんあったからってことなのかな。
(余談だけど、下のエンドのアルム、そのうちリーベルのことを歌にして語り継ぎそうだなって思ってる。地上に新しい文明と歌が生まれるといいなあ)

声も夢も消えて 追想に(一織さん、楽さん)

前後2組が結構声の芯が太めなのもあって、ここで急に儚げになるな!?って思ってた。あとこの2人が並んでると、なんかめちゃくちゃ映えません???私が好きだからってだけかもしれないけど…。
5部を見て、九条鷹匡さん繋がり(九条鷹匡さんに似てると言われた高校生一織さんと、九条鷹匡さんを演じた楽さん)かあ!とわかり歌詞が切なすぎて悲しくなった。
って思ってたら、ダンスマカブルだとこの二人、天子を助けた2人(クヴァルとカバネ)で、こんなところにも関係性が!?ってびっくりした。歌詞的には上のルートの方なのかな……。

それでもいい 届く誰かがいるなら(環さん、天さん)

1部読み終わって、(理さんと陸さんの)お兄ちゃん組…?って思ってたら、2部でいや2人とも理ちゃんのお兄ちゃんなんか〜い!!!ってなったよね。一番驚いたかもしれない。
歌詞的には、テレビ画面の向こうに自分を見ているきょうだいがいるかもしれないと思っていた2人、なのかな。
あと6部で環さんの背中を押す天さんがあまりにもかっこよくて優しくて、先輩というよりお兄ちゃんだなあって思って大好きだったから、6部以降この2人を見る度に笑顔になる。
って思ってたら、ダンスマカブルの黒縄夜行で、亡くなった2人でもあって驚いたよね。下のルートでオルカがプラセルとヴィダに語りかけてたシーンを思い出す。2人とも、声は聞こえなくてもオルカに語りかけているのかな。

あと砂漠になった〜からそれでもいい〜が、TRIGGER+高校生組なのもびっくりした。どこまで考えられてるの………………。

僕らが向かってゆく先は どこだろう(全員)

初見時からずっと、何回見ても16人のフォーメーションに圧倒されてる。
1部見終わった後、ここで一織さんと天さんが笑顔でハイタッチしてるの見て?????ってなった。6部まで読み終わって、特典の漫画とストーリー読んでからのここのハイタッチ、ありがとうの気持ちしかない。1部で『どちらが大事なんです。お兄さんと……、IDOLiSH7と』って言ってた一織さんがさあ……『Incomplete Ruler』を歌うことについてああ言って、天さんとハイタッチしてて……本当に最高が詰まったシーン過ぎる。
ところで陸さんは誰とハイタッチしてるんだろうっておもったら龍之介さんだった。ハイタッチしやすいようにちょっと低めに手出したりしてるのかな……最高。
あと初見時、ここのフォーメーションRe:valeがダブルセンターなんだ〜2人組だからかな、って思ってたんだけど、メインストーリー読んだらいやここはRe:valeダブルセンターだわ!!!ってなった。2人が離れたくないって言ってることを除いてもここはRe:valeダブルセンターしかないよ…………。

砂漠になったオアシスもいつか戻れる(一織さん、龍之介さん)

この2人も長らく関係性が分からなくて、2人のカードがある(シャッフルトークのやつ。もちろん持ってないからどんなカードかは知らない)からそれなのかな…?って思ってたら、星巡りの観測者のべスティアの2人!!!だった!!!!!感動。
ここのパート歌い終わったあとの一織さん、カメラ目線でめちゃくちゃキリッとしたお顔してるの何でなんだ……って思ってたんだけど、あれもしかしてコーダ顔だったりする……??
砂漠になったオアシスって、アルバに攻め込まれたエテルノのことなのかな。歌ってるのが一織さんと龍之介さんなの、ホープが王様として頑張っているのをコーダとファングが応援している感じでめちゃくちゃいい。

澄んだ水は隠れただけ(ナギさん、楽さん)

初見時からずっと「白いな…」って思ってる。
この2人、ダンスマカブルの『世界は二分されている』、のトップでいいのかな?
地上の抵抗組織リベリオンのリーダーリーベルと、アークの黒幕のミゼリコルド。
ここだけ最後までしっくり来なかったから、どっか見落としがあるかもしれない……。

手を取り合ってみたら Yeah(百さん、虎於さん)

3部読んでたらボールペン刺しだしてびっくりしちゃった。このシーン見ると、あの時のŹOOĻが今こうして一緒にステージに立ってるのって本当にすごいよな……って改めて思う。
というかこの2人、特ストで同じグループだったりG4Yで大阪担当だったりなんかやたらと絡みが多い印象なんだけど、昔からそうだったの…?なんとなくここにきて急にっぽい印象なんだけれども。新規勢だからわかんないけど……。
あと百さん、普段はキュートな印象も多いけど虎於さんの隣だと雄々しい感じが際立っててめちゃくちゃにかっこいい。

新しい風吹く(壮五さん、千さん)

ここも初見時「白いな…」って思ってた。衣装も相まってっていうのもあるけど、なんか白い人多くない?(今さら)
4~6部を読んで、作曲の先輩である千さんが壮五さんにアドバイス(アドバイス…?)してるのがとてもよかった。あと2人とも、音楽というものにかける熱が高いというか、人生における音楽の立ち位置が重いところが好き。人生の中に音楽があるというよりは、音楽があるから人生があるって感じのする2人。

痛ましい記憶も愛に(環さん、巳波さん)

何回言うねんって感じだけど、「白いな…」って思ってました……。やっぱ白い人多いね???
2人の絡みってほとんどなかった気がするんだけど、歌詞的には大切な人を亡くしたことがある2人なのかな…?

焚べて許し合える人になれたら(大和さん、三月さん)

初見時、1部はIDOLiSH7の2人だな〜って思ってたんだけど。3部!!!さあ!!!!!この子達こんなにおっきな喧嘩するんだ……ってすごいびっくりしたし、仲直りして本当によかったなあって思ったし、そこからのこの歌詞が沁みるどころの話じゃなかった。叫びそうだったし泣いた。
というか基本的にはグループは分けて歌割り振ってるのにここだけ大和さんと三月さんなのすごいよね……?ここ2人で歌うってなった時の反応がみたい。絶対可愛い。

ここから(天さん、悠さん)

4部途中の時はふーん…?って感じだったけれど、6部まで読んでからはここの歌割り本当に良すぎて毎回ぐっときてる。
そもそもアイドリッシュセブンって九条鷹匡さんが色んな人の人生を変えてしまったところから始まっているわけで。そしてこの2人は特に、九条鷹匡さんに人生を変えられた最たる子達なわけで。舞台『ゼロ』を経てようやく九条鷹匡さんがゼロから解放されて、ひとつの大きな物語が終わりを迎えて。そこからの“ここから”、あまりにも良い……。
人生を変えられてしまって、周囲も含めもう戻らないものも沢山あるけれど、たどり着いた今がここで、そしてここからがあるんだなあって思うと感慨深いし、2人組での歌割りのラストがここなのとてもいい。

世界で一番 永遠に近い(陸さん)
青い青い 空の果ての太陽(天さん)
僕らはひとときに過ぎない存在 でも(陸さん、天さん)

初見時、やっぱセンターって凄いんだなあって思ってたんだけどさあ。まさかこの2人が双子だとは思わないじゃん……。(『Incomplete Ruler』も踏まえると何かありそうだなってことくらいは思っても良かったなと思うけど、何故かそれすら思わなかった。普通に各グループのセンターだと思ってた。)
九条鷹匡さんによって運命を分かたれた双子が、各グループのセンターとして陸さんソロ→天さんソロ→ユニゾンって歌ってるの、とてもいい。陸さんが言っていた、『オレと天にぃの運命みたいなものは、きっと、ずっと、この先も近いよ』を思い出しては、なんにも言えないなあという気分になる。

此処にあった眩しさは希望
春夏秋冬翳らぬ太陽
僕らはひとときを駆け抜けるだろう(全員)

メインストーリーを読んでから、ここってアイドルのことなのかなって思って聞いてる。誰かにとってアイドル、自分たちが“ひととき”だったとしても、常に希望の光として存在して、その一瞬を駆け抜けるのかなって。

それが出会った意味になるように(全員)

初見時、わあ………(語彙力完全喪失)ってなった。向かってゆく先はどこだろう、とここが、初見時からすごく印象に残ってるし、何回見てもここでアイドリッシュセブンを好きになってよかったなって思う。
“それが出会った意味になるように”って歌詞だけど、私にとってはまさにこの瞬間が出会った意味のひとつというか、出会えてよかったと実感する瞬間なんだよ、って思う。

終わりに

ムビナナ千秋楽を迎えてから書き始めたから、もう見れないんだなあ、寂しいなあ………という気持ちでいっぱいになりながら書いてた。終わっちゃったのかあ……そっかあ………。
ムビナナからの新規勢、アイドリッシュセブンが好きなのにムビナナの上映がない世界線に降り立つのが初めてなので、どう過ごしていいか分からなくて困っている。とりあえず円盤見て、あと完全版の予約もする……。
でもやっぱ、劇場で見たいんだよなあ〜〜!!他のマネージャー様のペンライトとか声援と共に見たいんだよなあ〜〜〜〜〜!!!


まあこれだけ寂しいのは、たくさんたくさん楽しい思いをさせて貰えたからだと思うので。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうアイドリッシュセブン。そしてこれからも、よろしくお願いします。